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バリアフリー法とユニバーサルデザイン

泉地区の道路の調査

(11月2日)


坂道でカーブ、三叉路、車は少ないように見えるが……

日本は、急速に高齢化が進んでいます。時代は、高齢者、障害者はもちろん、歩行者の誰にとっても不都合がない設計であるようにと、ユニバーサルデザインによる歩行空間の整備が求められています。このため、平成12年度「交通バリアフリー法」が施行されました。この法律に則って、行政は道路から歩行者の通行の障害となるものをなくすバリアフリー歩行空間の整備をしなくてはなりません。市内の道路を歩いて見てみると危険箇所が数多いのに気がつきます。時間帯によって、更に危険を増す地域があるのにも気付かされました。


生徒帰宅時、車がどんどん来る

 今回、泉地区から天王台駅に抜ける道路を再調査しました。中学生の帰宅時間帯には、自転車、バイク、買い物に行く主婦の姿も増え、その上に車の数もぐっと増えてきます。カーブした坂道で、自転車もスピードが出てしまい、狭い舗道を走りぬけます。歩行者は雨が降ったら狭い舗道から溢れてしまいます。車椅子の方では、坂道を帰るとなると命がけだということです。

 既に平成16年4月に、町会の方々から危険性、不安の声をお聞きしていました。その時の話では、何年も前から市に相談していたが、なかなか取り上げてくれないというものでした。そこで担当職員を呼んで現地を見ながら、道路改修工事の必要性を理解してもらい、当座の措置として蛍光塗料を皮膜して舗道縁石への注意を促すようにしました。今回は、夕刻に再調査を行い、改めて危険性が大きいのを実感しました。最終的な道路改修の為には、用地買収という手続きが必要ですが、改修の可能なところから設計を進めており、来年に向けて予算措置をしていきます。


昼間は閑散とした通りでも、危険な時間帯が!

地域の皆様のご指摘により、通常では見逃してしまう点、気がつきにくい点がようやく分かってくるということがあります。どうぞ、どんどん地域の声を聞かせてください。来年の予算編成に向けて、そうした危険箇所は重点的に取り組みます!

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